こんにちは、MITSHOPのみっちーです。
昔からアメカジ好きからは大人気なCarharttのジャケットですが、最近は90’sリバイバルからか、急激に高騰しています。
今回は、そんなCarharttジャケットを5種類、一つ一つ解説していきたいと思います。
デトロイトジャケット
デトロイトジャケットは、Carharttのアイコンとも言えるモデルで、圧倒的な人気を誇るジャケットです。
古着相場もずっと右肩上がりで、なかなか手を出し辛い値段ですよね。
そんなデトロイトジャケットが初めて製造されたのは1954年。
アメリカの労働者の為にデザインされ、当初はデニム生地でしたが、後に頑丈なダック生地が使用されるようになりました。
ショート丈で、シンプルな洗練されたデザインが特徴です。
裏地はブランケットが採用されており、保温性にも優れています。
ジョニー・デップやカニエ・ウェストが着用していた事でも有名です。
サンタフェジャケット
サンタフェジャケットの起源は1980年代。
両胸から背中を横切るラインが特徴で、当初は「ウエスタンジャケット」と呼ばれていました。
90年代後半から、アメリカ南西部の都市名にちなんで「サンタフェジャケット」と名付けられました。
サンタフェジャケットから、両胸から背中にかけてのラインが、直線からアーチを描くものに変更され、よりウエスタンなテンションのジャケットになりました。
デトロイトジャケットにあった胸ポケットは撤廃され、フロント両横のスラッシュポケット2つのみになりました。
シンプルな見た目ながら、デザイン性もあり、人気の高いジャケットです。
サンタフェジャケットは、袖口と裾がリブ仕様になっており、防寒性にも優れています。
アクティブジャケット
アクティブジャケットはパーカータイプのジャケットで、より防寒性に優れている所が特徴です。
使いやすい広々としたカンガルーポケットは、リアルワーカーから支持を得ています。
サンタフェジャケットと同様、袖と裾はリブ仕様になっており、防寒性は抜群です。
こちらも頑丈なダック生地を使用しており、耐久性に優れています。
アクティブジャケットは、裏地がメッシュタイプの物と、中綿入りキルティングの物が存在します。
ヴィンテージ市場だと中綿入りキルティングの物が人気です。
エイサップ・ロッキーをはじめとした、様々なHIPHOPアーティストが着用しており、HIPHOP / ストリートシーンからも注目を得ています。
トラディショナルジャケット
トラディショナルジャケットは、他のジャケットに比べ丈が長く、より防寒性に特化したジャケットです。
海外では「Arctic Jacket」と呼称されており、Arcticは極寒や北極を意味します。
この名前から想像できる通り、より寒い環境で着用する事を想定してデザインされています。
デトロイトジャケットに似た見た目をしていますが、丈が長いことに加え、大きめのサイジングで作られています。
チョアコート
チョアコートは、Carharttの中で最も歴史のあるジャケットで、1892年から製造されていた「オーバーオールコート」が起源です。
100年以上の歴史がある、ブランドを象徴するアイテムです。
「ザ・コート (The Coat)」や「エンジニアサックコート (Engineer Sack Coat)」と呼称されていましたが、1994年から正式に「チョアコート (Chore Coat)」と名付けられました。
ダック生地のものや、デニム生地の物が存在し、何れも耐久性に優れています。
裏地には、キルティングタイプの物や、ブランケット生地が採用されており、保温性にも優れています。
シンプルかつ機能性のあるチョアコートは、Carhartt好きの間で長く愛されています。
まとめ
Carharttの4種類のジャケットを、歴史も交え解説しましたが、どれも歴史のあるジャケットで長く愛されている物です。
近年は市場価値が高く、手を出し辛い価格ですが、経年変化も楽しめますし、1着買ってしまえば一生物になるジャケットだと思うので、是非GETしてみてください!
(但し偽物には気をつけて!!)
質が高い物は長く愛されるんだなあ😏
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