こんにちは、MITSHOPのみっちーです。
Carharttのパンツを探している皆さん!!
Carharttのパンツといえば、ダブルニーですよね!!
ということで。
今回はCarharttの名作パンツ、ダブルニーの歴史についてお話したいと思います。
ダブルニーとは
ダブルニーは、膝部分に当て布をして補強してあるパンツの事です。
ニー(膝)の生地がダブルになっているので、ダブルニーと呼称されています。
元々は、猟師さんや大工さん等の労働者の為に、より耐久性のあるパンツが求められ、膝部分が補強されました。
パンツは多くの場合、膝から摩耗していくので、「当て布をすれば寿命が2倍になるじゃん!」という発想です。
現在は労働者の間だけでなく、ファッションの定番として人気を得ています。
Carharttのダブルニーは定番として人気ですが、他の数多くのブランドで、ダブルニーはデザインされています。
ダブルニーパンツの起源
1939年~
引用元: Carhartt ARCHIVE
Carharttのダブルニーパンツの起源は、今から約90年前、1939年まで遡ります。
“ダブルニーフロントとジッパーフライを備えたオーバーオール。ウエストサイズ30~46、レングスは30/32/34″と表記されています。
今はB01が主流ですが、当時は62Wというスタイル番号でした。
デザインは創業以来ほとんど変更がなく、デニム等の異なる生地でも作られています。
1950年~
引用元: Carhartt ARCHIVE
1950年、ホワイトのサロペット ダブルニー (72W) が登場しました。
今では馴染み深いハンマーループも追加されました。
サンフォライズ加工されており、生地が縮まないような防縮加工が施されています。
予め生地を縮め、洗濯や乾燥等で生地が縮まないようにする手法です。
“For work and casual wear” とある通り、仕事着に留まらず、カジュアルシーンも視野に入れて販売していたようです。
1972年~
1972年から、カーハートのダブルニーの呼び名が、「ウエストオーバーオール」から「パンツ」や「ウエストパンツ」に変更されました。
1983年~
1983年から、ブルーデニムのワークジーンズ ダブルニー (WU138) が登場しました。
ジーンズのダブルニー、やっぱり格好良いですね。
引用元: Carhartt ARCHIVE
同年、Carharttのハンティングラインとしてカモ柄のダブルニー (WU103) が登場しました。
Carharttはワーク系アイテムが多いので、少し物珍しさを感じます。
(これ、この前ヤフオクに落ちてたんですけど、寝落ちしてて落札できませんでした泣)
1983年頃~
パッチポケットから、セットインポケットに変更されました。
パンツの前面は、現行の物とほぼ同じ見た目になりました。
ここから名称の細かな変更はありましたが、今回は省きます。
1998年~
1998年から、スタイル番号が62WからB01になりました。
(62Wはブラウンなので、正確にはB01 BRNです。)
この時期にブラックカラー (B01 BLK) も登場しました。
72WはB04に変更されました。
WU138はB07 (正確にはB07 DNM)に変更されました。
まとめ
84年もの歴史があるダブルニーですが、開発当初から見た目があまり変わっていないのが驚きです。
洗練されたデザインで、今もファンが多いダブルニーは、Carharttのマスターピースとも言えるんじゃないでしょうか。
新品のダブルニー(B01)はアマゾンでも取り扱いがあります。
経年変化が楽しめるので、新品で購入し、育てていくのも楽しいです。
是非、皆さんも一着ゲットしてみてください。
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